Snow





白い雪は目に見えて、止め処もなく降り積もる

手のひらに降りかかってはどこかに消え、

一体どこへ行ってしまうのか、行ってしまったのか

雪も、

そして君も






愛が目に見えたならどんなに良かったのかと思うよ

そうすれば

君への贈り物が例えばバラの花束で、僕のありったけを渡したとしたら

君が

重くて持ちきれなかったことも

目に見えて

君がくれたほんの優しさが例えば一輪の花で、

僕にそっと渡してくれたら

いつまでも枯れずに胸の中にあることを

教えて、見せたのに


君が笑えば

花が咲いたみたいに

目に見えていたら

花が枯れたのも きっと気付いて すぐに水を


わからなさすぎた僕は

笑わなくなった君を見て

たくさんの花を渡したよ

君は捨てることも出来ずに腕の中で枯らせてしまったんだね






雪を降らせる空は僕で

でも君を見つけることが出来ないまま







どうか神様、僕の想いが雪になって降り積もって

世界のどこかにいるあの人に伝わりますように

届かないのならば

いつまでも ずっと 降り続いて

やがて春が来るその日までに何もかもを覆い尽くしても

あなたをまだ愛していると

伝えたい








いつの日にか美しい花がどこかで咲いた日には

全てが溶けて

あたりを潤しますように


僕の全ての幸いをかけて誓う






あとがき・・・

いやぁ、初書き初書き。
すいませんこんなんで。
ゴスペラーズの北山さんをイメージして書いた、
これはなんだ、詩です。
ん〜最近雪が多いからねぇ、なんとなく自虐的なものを書いてみたかったんですよ。
なんだか「砂時計」が頭から離れませんで。
こんなのしか書けないですけど
これからもどうぞよろしくお願い致します。

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